羽ばたけオタク女子

オタク女子に捧ぐ、オタクライフハック。すべてのオタに幸あれ

舞台沼(オタク)と名乗るのであれば、テニミュは一度観ておくべき

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皆さんこんにちは。のいです。

今日はテニミュの話をしたいと思います。

私がテニミュを語っていいのかと少し悩むほどの者なのですが、

一観劇好きとして、テニミュをおすすめできたらなと思います。

 

というのも、まず最近よく聞く「沼」という表現に合わせ、

「観劇沼なんだよね」という方も多くなってきたと思います。

前まで今日になかったけど、行ってみたら楽しくてハマった方も多いのかなと。

刀剣乱舞のミュージカルや舞台化も影響が大きそうと感じていますが、

私の中でテニミュが好きという人は信頼できるな…と思うことがありまして。

 

自分の中にある観劇の先輩、というイメージがあるからでしょうか。

もちろん、客層もそれは色々あるとは思うのですが

なぜ私がテニミュをオススメしたいのか、できるのか…

順を追って説明させてください。

 

 現在dアニメ他で配信中、よくCSでも放送されていますよ

anime.dmkt-sp.jp

 

15年以上続いてきたエンターテイメントである

言わずもがな、ではあるのですが歴史を重ねているコンテンツは強いです。

確立されたエンターテイメント性。私は早く劇場を作ってほしいと思っています。

ジャニーズしかり、宝塚しかり…受け継いできた伝統、想いのバトン。

たくさんのファン…それらが積み重なっている、

続いてきただけの理由・エンタメがそこにはある。

 

ミュージカル・テニスの王子様がどんなものか、さらっと説明しますと

ジャンプコミックステニスの王子様」がミュージカルとして舞台化。

2013年からスタートし、ファースト・セカンドシーズンを経て、

今はサードシーズンに突入しています。

シーズンというのは、コミックスの流れを最初から最後までやるのをひとくくりです。

1シーズンを何年もかけてやるので、主人公チームである青春学園

通称青学のキャラクターはずっと同じ役者さんでやることは困難です。

それゆえ、青学△代目と言われ、役を受け継いでいくのですね。

卒業、新生チームのお披露目…これがまた泣けるんだ…

 

役者はダイヤモンドの原石。成長を目の当たりし、応援したくなる

テニミュのオーディションは年々条件など変わってきてはいますが、

役者陣は経験が少ない方がほとんどです。歌も上手くなければ、ダンスもできない。

ラケットも握ったことのない彼らは、とてつもない努力をします。

まず舞台の幕が上がるずっと前からテニスそのものをする合宿、

歌のレッスン、芝居の稽古…さまざまな努力を経て、舞台を立ちます。

同じ世代ぐらいの役者が集まって、ライバル意識を燃やしたり、友情をはぐくんだり…

まさに青春を過ごしているさまを見届けることができるんですね。

さまざまな伝説やドラマが生まれるんですよ。

それゆえ、本人たちも初演が終わって緊張がとけたとき、

最終公演が終わり役を卒業するとき…さまざま場面で涙するのだと思います。

それを目撃できる楽しさ、ありがたさ。

また、最初は下手だったのにどんどん成長していく姿を見るのは

本当に楽しくて仕方ないと思います。応援、したくなっちゃいますよね。

 

だからこそ、テニミュの過去作品を観る時は配信よりも円盤で観てほしい。

バックステージでそれを目撃できるんですよ!!!!

大丈夫、まわりのオタクに絶対テニミュ好きでDVD持っている人はいる。

 

テニミュは完成された劇を観に行くというよりも、

その成長過程も一緒にあわせて楽しむようなイメージです。

もちろん、板の上に立てば彼らももうプロの仲間入りなので、

その目線で観ることは必要だし、出る意見はしかるべきだと思うんですけどね。

 

原作の面白さ。好きなキャラクターが一人はいるはず。

もともとの原作の力も、かなり強いとは思っています。

魅力的なキャラクター。作家である先生の存在。支えてきているファン。

もうね、キャラがとにかく多いんです。

テニスの全国大会を目指すので、いろんな高校と出会うんですね。

特色のある高校・チームと、魅力的なキャラクター。

これだけ人数あれば、好みのキャラクターがいないわけがない。

 

私も、あまり詳しくない時もなんとなく見た目からし

宍戸さんって人が好きなんだろうな~と思っていたところ

見事に氷帝の女でした。

自分がどこの学校が好きなのか、そういう話も楽しいんですよね。

そしてジャージが欲しくなるという。

 

キャラだけではなく、俳優にいたっても

テニミュはサードシーズンまで続き15年もやっているので

好みの役者もきっといるはず。

いろんな役者を生み出していて、今や若手俳優の半数は

テニミュ出身になるかと思います。

ミュージカルとしての、音楽のすばらしさ

まあなんといっても曲がいいです。耳に残るメロディ。

一緒に歌いたくなるような歌詞。一緒に踊りたくなるような振り付け。

ミュージカルなので試合や日常など様々な場面で流れる音楽は

とても素敵で、さらに最後にショーのような全員出てきて踊って歌う、

お客さんと一緒に振りをする曲がありまして、それがまた楽しい。

これは、最初の項目にもありましたら、15年以上続けてきたテニミュが確立した

エンターテイメントが発揮されているシーンだと思います。

また、演技パート・物語は少なく曲を中心にやる

Dream Liveというライブ公演もあります。

お祭り!って感じがしてこれがまた楽しいんですよね。

 

観劇オタクなら「あいつこそがテニスの王子様」を歌えなきゃモグリ。

っていうのは極端ですが、カラオケでめちゃくちゃ盛り上がります。

8分以上あって長い。長いが楽しい。乾先輩の台詞が特に楽しい。

「好きな言葉は…」と言われたら「下剋上だ!」と返せる人でありたい。

 

白状しますと、私がテニスの王子様を深く知ったのはテニミュがきっかけです。

めちゃくちゃブームになった世代で、まわりの子もその影響で

テニス部に入る子もいたのですが当時の私はジャニーズに夢中。

漫画も好きだったけれど、特にテニプリにハマることはなく……

ニコニコ動画が流行ったときに空耳動画が流行ったんですね。

これは賛否両論あると思いますが、楽しく笑ってみていた私。

これで興味を持ち当時知り合いの友人にDVDを借りてみたところ、

バクステを観終わって彼らと一緒に号泣している自分がいました。

そこから原作にも興味を持ち、一気に読み進めました。

テニプリっていいいな・・・

 

まとめ

そんなこんなで、長くなってしまったのですが

やっぱり支持されてきているだけあって、テニミュって素晴らしい。

一度も観ずに終わるのはもったいないと思います。

気になった役者が出ている公演から観ても全然OK。

今活躍している役者陣の初々しい姿を見るのも、また楽しいです笑。

まだまだテニミュの魅力はたくさんあり、

私では把握しきれていないところがあると思いますので、

はてなブログの先輩方のエントリーをいろいろ読んでみると面白いと思います。

遠征にもめっちゃ慣れているので、その辺りの情報や面白い思い出話を

読むのが私は大好きです。あと役者のエピソードが豊富!

まだ観たことの無い方はこれをきっかけに興味を持ってくれたら嬉しいですし

歴戦の公演に参加なさっていた方々はそうだよねと頷いていただけたら

嬉しいなと思います。以上、テニミュ観劇ノススメでございました。