オタク女子はジョジョ・ラビットを観てくれ
先月のことになるのだが、映画「ジョジョ・ラビット」を観に行った。
非情にいい映画だった。泣いて、笑って、考えさせられる。
そして、一オタク女子としても、とても有益だと思える点が多々あった。
なので、今回はジョジョ・ラビットの良さを伝えていきたい。
オタク女子にオススメ①ショタがかわいい。ゲイカップルもいるよ
まず真っ先に、ショタがかわいいシーンが放り込まれる。
制服を着終わったシーン、リブ編みのひざ下丈の靴下を履くシーン。
はい、まずここでショタ好きは死ぬ。私は死んだ。
ジョジョ・ラビットは10歳の少年ジョジョの成長物語でもある。
等身大の10歳の男の子、空想上のお友達・イマジナリーフレンドまでいる。
少し臆病だけど、ヒトラーを敬愛し、国の役に立ちたいと考える彼は
勇気を振り絞って青少年集団ヒトラーユーゲントの立派な兵士になろうと奮闘する。
けれど、兎を殺すのではなく、逃がしてやる心の優しさも持っていて…。
純粋すぎるぐらいの優しいジョジョの可愛さが、たまらないのである。
それは、少年愛ともいえるし、愛おしさでもあるんですよ。
ぜひこの可愛さを堪能してもらいたいものです。
またね、かっこいい将軍とそのお付きの副官が見目麗しく、
いちゃいちゃしています。ありがとう。
副官の人は、ゲームオブスローンズにも出てましたね。
海外ドラマ勢の人が映画に出てると嬉しい気持ちになりますな。
でまた将軍がね~かっこいいんですよ。
多くを語るとネタバレになってしまいそうなので、
これはぜひご自分の目でどうかっこいいのか観て欲しいかな。
オタク女子にオススメ②伏線の貼り方が優秀である
大半のオタク女子は少なからずも創作してるorしたことがあると思うんですけど。
映画として、話が非常に優秀というか。
伏線の貼り方が恐ろしいくらいにきれいなんですよ。
あーーーーあれはこういうことだったの、というわかりやすさもあって。
個人的にはジブリみたいな安心感があるかなと。
悲しいことが起きることもあるけれど、勧善懲悪的な部分もあって。
ジブリのエンドロールで後ろで起こっている物語のような
ちょっとしたシーンもあるので、気をつけていろいろ見てみると楽しいかも。
伏線の貼り方とわかりやすさに加えて、映像の使い方がとてもうまいんですよね。
画で伝わってくることもとても多いです。
ほら、大半のオタクって創作するじゃないですか。(2回目)
画作りの勉強にもなって、非常にいいのではないかなと思います。
きちんと子どもの目線で撮られていたりする場面もあって、
憎らしいくらいでしたよ。
オタク女子にオススメ③愛情の物語である
いろんな愛の物語があります。少年の愛。母の愛。家族の愛。
人種を越えた愛。性別を超えた愛。国への愛。
さまざまな愛の形が描かれていると思うんですよ。
ジョジョはナチス・ドイツを敬愛していますが、
母は広い視野を持っている人で。
母親は好きだけれど、視点のずれについて納得のいかないジョジョ。
でも、後の方で母の教えがいきてくるんですよね。
それがジョジョの成長にもつながっているんですけど。
もうね~~涙が止まりませんでした。隣の女性も泣いてた。
劇場でぐすぐす鼻をすする音が聞こえてきましたよ。
でもですね、コメディ部分もたくさんあって。
日本人にはめずらしい、声をだして笑うような場面もあったんです。
コメディのシーンで声を出して笑うって、結構作品を選ぶじゃないですか。
そもそも「戦争」や「人種差別」を扱っていて、テーマ自体はとても重いんですが
時にポップに、シニカルに描かれているんですよ。
映画を観終わったあとの充実感が半端なかったのです。
「いい映画を観たなあ」という気持ちでいっぱいになったり、
伏線の綺麗な回収に感服したり。
観終わったあとも友人達と感想の話で盛り上がりました。
それほどいい映画だったのだなと思います。
今調べてみたら、賞もたくさんとってますね。納得だなあ
初上映されたトロント国際映画祭で観客賞を受賞。アメリカの主な映画賞では、脚本家組合の脚色賞、衣装デザイナー組合賞を受賞している。ゴールデングローブ賞では作品賞と主演男優賞にノミネートされた。アカデミー賞では作品賞を含む6部門にノミネートされ、うちアカデミー脚色賞を受賞した。
(Wikiより)
明日は祝日ですし、気になった方はぜひ観に行ってみてくださいね。
感動して泣くタイプは、ティッシュを持って行ったほうがええで…
みんなポケットティッシュちゃんと持ってる?
私はローションティシューが大好きやで。
映画はここ1,2年で始めた趣味でして、結構泣いちゃうんですよね。
映画のレビューも時折混ぜていけたらいいな。
邦画はめったにみないんですけど、題材に扱ったこともあるし、
賛否が物議されているので、観に行ってみようかな…笑
ではでは、また!